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教師に反発していた学生時代

 
   

 中学校、高校は割と成績はよく、部活は陸上をしていて、運動も、勉強もちゃんとできるというのが周囲からの評価でした。中学校の時は結構やんちゃな子とつるんでいましたね。彼らに勉強を教えたり、一緒に遊んだり、友人同士の関係でした。
 そもそも彼らは勉強できないというだけですごく特別扱いされているのが気に入らなかったんです。彼らは彼らなりにいいところがあるのに。だから大人への反感みたいな感じが当時は強かったです。逆に勉強ができたら何も言ってこないので勉強だけはしっかりして、教師には反発していましたね(笑)
 当時のメンバーで集まる同窓会で「勉強もできるけど、誰にこびる訳ではなく、誰とでも仲良くしゃべる」と言われました。
 思い返せば人のいいとこしか見てない、そんな習慣があったのかもしれないです。

 
   

初めての挫折

 
   

 大学受験の時に初めて大きな挫折をしました。大学の受験に失敗したんです。
 自分でやれば授業を受けなくても点数がとれていたんで、「受かるだろう」とずっと思っていたし、周りからも「中谷は受かるだろう」とも言われていたんですが…落ちて頭を打ちました。
 それまで僕はサラリーマンにしかならないんだろうと思っていたんですが、 「どうせなら自分のしたいことをしよう!」と思い食べもの屋さんをする夢を本気でやっていこうと思いました。
 そうやって大学に落ちて落込んでいる時に、友達のお父さんがご飯に連れてってくれました。そこで、繊維大学の女の子と知り合ったんですがその子が
  「今日ジャガイモ植えたんですよ」
と言いました。
 繊維大学のイメージっていったら布とか糸の勉強ばかりをしているイメージだったんですが、話を聞いていたら全然違っていて、今まで自分が一つの視点からしか見てなかった、一つの常識しか見てなかったことに気がつきました。
 そうやったら、料理の専門学校なんか通わなくても、普通に大学行ってから食べもの屋さんをしようと思って、京都府立大学の栄養学部に入学しました。そしたらその学科は女の子しかいなくてとても大学に行きづらかったんです(笑)
 大学生活はアルバイトばっかりしていましたねー。フランス料理店、運送業、家庭教師と掛け持ちしていて、そして遊んでばかりいました。とてつもない借金をつくったこともありますし(笑)

 
       
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