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踊りは人間に欠かせないもの〜独自の流派へ〜

 
   

この頃から日本の舞踊のルーツを探るうち、踊りが人間が生きていくのに欠かせないものだと思うようになりました。
古い舞踊の歴史を見ると、人間は不安になった時狩りに行くときなどどんな時でも踊っていて、全力で舞うことが人間には必要なのです。
ここで自分のルーツを発見できたように思います。

 
   

打打打団天鼓

 
   

1985年、ひょんなことから奥さんと共に近所の子供たちに太鼓を教え始めることになりました。
初めは立派なものではなく、タイヤを打って練習しているだけでしたが、「子どもたちが諦めず5年練習を続けたら太鼓を買おう」という約束の元、5年目に借金をして太鼓を購入。練習に来ていた子どもたちは誰一人辞めませんでした。
そして1987年楽器の原点である太鼓と舞踊のドッキングを考案。
既成の太鼓チームでは飽きたらず、自身の手で和太鼓集団『天鼓』(現・OSAKA打打打団天鼓)結成!
『天鼓』には天まで届けというメッセージが込められており、“大阪から世界へ!”というOSAKA打打打団天鼓の原点です。
初め模索中だった打打打団も、今では37都市で公演を経験し、2カ月半のヨーロッパツアーを開くまでになりました。
和太鼓のプロという認識は、日本でも世界でもまた認知されていません。
ピアノやバイオリンがプロであるのと同じく、太鼓もプロの仕事であっていいと思います。
日本の伝統芸能を生かしながらその独自の手法で、能でもない、歌舞伎でもない新しい日本の舞踊を展開していきます。

 
   

日本を感じられる そんな踊り

 
   

毎日生きていることが、楽しくて仕方ないです。まだまだ出会っていない自分と出会い、自分を照らすものに出会い、踊りでもってかっこいいと言われるアートの分野を作りたい。
踊りには、様々なスタイルがあっていい。
でも僕が目指すのはどこかに日本を感じられる、そんな踊りです。
僕が好きな言葉の一つに、岡本太郎さんの「芸術爆発」というものがあります。自分が“こうなのかな?”と日々考えている小さな爆発が積み重なることで大きな爆発になるのだと。
自分の踊りは想いの爆発。「踊りが日本を強くするし、世界を変える!!」と思っています!

 
   

若者へのメッセージ

 
   

一生懸命頑張っていたら、人にはみんなやるべきこと、やらねばならないことが見えてくる。様々なもの、人との出会いが己を爆発させてくれる。そんなときに、自分でも思ってもみなかったようなことが出来たりするんだよ。可能になったりする。そのためには、日々考えて自分自身を鍛えていることは大切。その出会いに備えてね。世の中捨てたもんじゃないし、人生ってとっても楽しい!
 きっと、貴方にしかない人生を送らせてくれる出会いがあるから、大丈夫。
何事も、やり続けて!あきらめたらアカン!!!!!!!!!

 
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