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夜の生活…そして

 
   

水商売の世界に入ったものの全く売り上げが上がりません。
そんな、1年が経つ頃、売り上げが後輩に負けそうになったんです。負けず嫌いな僕は「負けたくない!」と思い、負ける前にその勤め先を辞めて、いろんなところを転々とし、家も借りず車の中で生活してずーっと日の光に浴びない生活をしていたら精神が病んでしまって鬱になってしまったんです。

鬱になってからは実家に帰り、人と接することもせずに家に引きこもっていました。
外出たくないし誰とも接したくないし、電話をしても「あああ」とか「ううう」しか話せないので、「生きている意味はなんなの?」というような寂しい感覚でした。
髪も伸びっぱなしで鏡を見るのさえも嫌で、鏡に映った自分の姿を見ると「誰これ!怖い!見たくない!髪長い変な奴がいる」ってなってしまいます。
当時はとても辛かったです。
抜け出せないんですよね。
昼間に寝ているもんだから夜寝れなくて、朝に寝るような生活をしていて、全く日の光を浴びない生活をしていました。

 
   

抜け出したい!

 
   

そんな辛い生活から抜け出したいと思い、なんとかネットで懸賞やプレゼントなどの企画に申し込むようになります。 懸
賞には当たらないんですけど、ネットでいろんなページを見ていたら、「ナポレオンヒルの教材の導入版が貰える」というようなページに出会いました。
その時はナポレオンヒルの成功哲学なんて全く興味もありませんでしたが、「貰えるものはもらっておこう」ということで申し込みをしました。
そしてナポレオンヒルの最初の導入版のものを読み始めました。
それを読んだときに凄いと思ったのか、「何か行動しないといけない!」と直感的に思ってアルバイトを始めようとしました。

しかし、バイトの面接には行くんですが、鬱で全く話せなくて面接でも「ううう」ってうつ向いてしまって自分のことをしゃべれなくて全く受からないんですよね。
なので最初は面接のいらない派遣のバイトにいきました。
あまり人としゃべらなくてもいい派遣の引っ越しのバイトから始め、動き働いていく中で徐々にしゃべる感覚を取り戻していきました。
その後はなんとか回復し、バーで仕事をしたり、ネットワークビジネスなど多くの仕事を経験しました。

 
   

回復、しかし! そして結婚

 
   

回復し、次は京都の祇園に行き、水商売を始めました。
水商売に憧れていたということも一つですし、ミナミで水商売をしていたときに、「途中で辞めてしまった」ということが心残りだったんです。
そうして生活しているとまた鬱になるんですけどね(苦笑)

そしてその時、当時つきあっていた彼女(現在の奥さん)子どもがお腹の中にいました。
当時は僕は鬱だったので、彼女と結婚をしようと考えたんですが、彼女の両親、自分の両親共に反対されました。
しかし、なんとか結婚できるように交渉し、「結婚は許すが、仕事をしろ」と言われたので、僕は鬱状態だったにも関わらず、仕事を探しました。
そして、布団の訪問販売という仕事が見つかり、その会社に就職することが決まった次の日に入籍しました。
そして1ヶ月が経ち子どもが生まれました。
僕は鬱だったので子どもになんて声をかけたら良いかわからない父親で、嫁さんと母が子どもの名前を決めるみたいな感じでしたね(笑)

そして布団の訪問販売をしていると、鬱はだんだん治ってきたんですが、次は常にハイな状態の躁鬱になってしまいました。
そして躁鬱が治りかけた時には、布団の訪問販売も辞め、次はコピー機のリースを始めました。
でも全然売れないんですよね。。。
それで「営業嫌や~」ってすぐに辞めて次は半導体を作る広島の工場で働きました。
そんなこんなで働いていてもすぐに面白くなくなってしまって、「こんな仕事嫌や~」ってまた営業に戻ります。

今度はどうせ営業するなら「好きなもの売りたい!」ということでかねてから好きだったナポレオンヒルの教材を売ることにします。
しかし面接に落ちてしまうんですよね。

でも家族を養っていかないといけないので、外壁のペンキを塗る会社に入社しました。

 
   

一番辛かった時期

 
   

外壁のペンキを塗る会社の訪問販売の時期が自分の営業人生の中で一番辛かった期間でしたね。
入社の一週間前から「訓練」と呼ばれるものがあって、「研修の呼び方が違うのかなぁ」と思って行ったら、一週間山にこもるというものでした。
作業服を着て、大声出したり、自己啓発のキツいバージョンな感じでした。

奈良の山奥の方へ営業に言ったり、ひどい時は道の真ん中で倒れていたりしました。
何度訪問しても無理なところにも営業言ってこいって言われて上司からは詰められるし、本当にしんどかったです。
最初20人いた同僚もみんな辞めてしまって、最終的に僕1人になっていました。
でもこの時に根性がめっちゃつきましたね。
それは本当によかったと思います。

ですが、「このまま続けれない」と思い、辞め、再度ナポレオンヒル財団に面接に行くと遂に受かりました。
この時に先輩としていたのが、今ライフカラーズを一緒に経営している御船さんだったんです。

 
       
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