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会社の方針転換

 
   

そんな時、ピープルの親会社のマイカルが倒れ、ピープルをコナミが買い取ったので方針が変わってしました。
そして子会社になるという話はなくなってしまいました。
萩本さんと花川さんの2人とは、「子会社としての話はなくなったけど、世の中に必要な事業として頑張っていこう」ということを言っていましたが、会社との方向性がだんだんずれてきてなかなかこっちの主張も通らなくなってきたんですよね。
子会社になるという話を聞いたときはとても辛かったですし、自分達の主張が会社には反映されない。とても悔しかったです。
でも心から信頼できる人がいたんですよね。
この人の為ならなんでもできるというような信頼している花川さん、そして心身共に僕のサポートをしてくれた萩本さん。
たくさんの人に恵まれていました。
しかし、ここで労力を費やすよりは自分の想いや方針に従って自分で開業した方が早いんじゃないかと思い、開業を決意します。

 
   

バランス整骨院

 
   

そして南堀江にバランス整骨院がオープンしました。
オープン当初は、なかなかお客様も集まらなくて、「俺なんで南堀江なんかに整骨院オープンしたんやろ?」と悩んでいたりしましたが、誠意を持ってお客様ひとりひとりの心身の問題に立ち向かっていくと、それがたくさんの方々にひろがり、今では3000名を越える患者さんに来て頂いています。
来られる方の範囲も広くて、神戸や京都、関西圏の方が多いですね。
しかも新規の方は年間600名もいらっしゃいます。

 
   

バランスグループ

 
   

身体がよくなって、来て頂いて治ったとしても、考え方や習慣が変わらないから、また同じ症状で再発してしまうということがあります。
だから、バランス整骨院の横には、運動スタジオを作って、マッサージだけじゃなく、運動によって筋肉をつけてその習慣を変えていくというようなことをしています。
そして、高齢者の方や、身体が不自由で診療所に来ることができない方へは、往診をしてその方々の問題も解決していくように往診部門を立ち上げました。

そしてこれを3年かけて、本当に社会に必要という事業にした上で、これを一つの場所に集めて、運動、治療、栄養ということを一つの場所でサポートしていきます。
運動にしても何回も何回も足を運んでもらわないとできないんですけど、遠くから一つの場所にいくことってとても大変なんですよね。
だからそれを地域ごとに作っていって誰でも通えるような場所にしていきたいんです。
そしてそれをまずは関西一円で作っていきたいと思います。
そこまでする治療院を僕らの業界のグローバルスタンダードにしたいと思っています。
これを当たり前にしていきたいんですよね。それが使命だとも思います。


●好きな本はありますか?
結構いろんな本を読みますね。
飯田史彦さんの「生き甲斐の創造」や、船井幸雄さんの「エゴとエヴァ」。
松下幸之助の本であったり、本田健さん。
小林正観さんの本は影響を受けました。
この本を読んだときに、この世の仕組みのことを言ってくれる人何人かの方と会ったんですが、みんな同じことを言うんですよね。
この世に誕生した目的であったり、あの世っていう場所があったとしたら、あの世が本体で、現世に学びにきている立場なんだとかね。
顔やコンプレックスだって自分自身に一番学びの多い姿形で生まれてきたんです。
そして死だって、本人にとってベストなタイミングしかこないということをおっおっしゃるんですよね。
そんな方々とたくさんお会いさせて頂いていたんですが、小林正観さんの本は結構詳しく書いてくれています。

 
   

メッセージ

 
   

人に生まれてきた目的が必ずあって、世の中にある仕事で不必要なものはないんですよね。
すると必ず誰かの為になるような仕事しか残って来ないんですよね。
まずは数ある仕事を尊敬してみて、たまたま縁を頂いた仕事についてみたらいいと思う。

不安な時って行動していない時で考えている時なんですよね。
動きながら不安になることって少ないんですよね。
目の前にチャンスとしてあるなら「挑む」ということをして欲しいと思います。

「挑む」という漢字も、「逃げる」という漢字も似てるんですよね。
でも全然意味は違って、僕は以下のように考えます。

「兆」 多くのこと

「逃」 多くのことから足を使って離れる

「挑」 多くのことを手にとってみる


そうやってまずは自分自身で多くのことを手に取ってみるということを心がけていって欲しいです。
そして、目の前のことにとことん集中してやりきった人には自分の役割をみえてくるんだと思います。
実践していく中で役割が見えてきます。
だから、まずは多くの事から足を使って離れるんじゃなく、手を使って挑んでいって欲しいと思います。

 
       
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