そして、関西テレビの子会社に面接を受けました。
面接を受けて最後まで残ったのにも関わらず「合格なんやけど、今年は新卒の採用ないねん」と言われてしまいました。
その時「実質不採用やんか」と心の中でつっこみましたが、「何を言っても採用の枠がないものはない仕方ない」と考え、流し台のメーカー会社に就職しました。
その会社の支店長さんは30歳で、会社始まって以来の若手支店長で、「うちはメーカーかやから当然自社の商品売るんやけど、商品を売ろうと思うな。人間を売っていくしかないんや。どれだけ人間を信用してもらうしかないんやで」と僕に教えてくれました。
結果から言うと、その言葉のお陰で一年間だけでしたが、売り上げ目標も達成できましたし、「飯食ってけ」と声をかけてくれるような関係もでき、かけがえのない経験になったと思います。
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