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大学の頃にはサプライズ魂が大輪の花を咲かせましてね(笑)
仲のいい友人と(おそらく)関西初学生だけのスキーツアーを企画し始めました。イベントの対象者は女子大学生でした。
僕が20歳の時ですね。
これは将来に向けての予行演習でもあって、「自力でお金を稼ぐ」という事を将来的にやっていきたいと思っていたからなんです。
この企画、チラシが集客の命運を分けていたんですよ。
だから、当時女子大生に人気のイラストレーターがいたから、「その人にイラストを書いてもらったら参加者なんてすぐ集まるんちゃうか?」と思ってイラスト入りの広告を作るべく、広告代理店に行きました。
そしたら、イラストを一つ描いてもらうだけでもめちゃめちゃ金額が必要だったんですよ。
あえなく撃沈したんですが、「ボツになったイラストだったらくれるんちゃうか?」とひらめき、直接会いに行くことにしました。
そのイラストレーターの方の事務所に行くと、意外にすんなりお会いする事ができました。
行ったら行ったで、イラストレーターの方から「一回¥100万やけど、君らなんぼ持ってるんや?」と言われました。
でも僕らはそんなお金を持っているはずがありません(笑)
「かき集めて¥50,000持って来ました!!」とありのままを伝えました。
すると…呆れた顔をした後に、「もうええわ。書いたるから」と言ってイラストを書いてくれたんです。
もしかしたら、¥50,000で人気のイラストレーターに仕事を頼む根性を買ってくれたのかもしれませんね。
先生は弟子に怒られていましたけどね(笑)
普通チラシって誰も貰ってくれないじゃないですか?
それを女子大学生に配っていたら、チラシが欲しくて奪いあってくれたんですよ(笑)
この経験から「諦めることから入ったらあかんなぁ」って思いましたね。
想いさえあれば、実現する道は何通りもあるって学びましたね。
その結果集客は大成功!!
当時はホスピタリティという言葉さえも知らなかった僕ですが、サービス精神いっぱい、おもてなしいっぱいの、至れり尽くせりなツアーになりました。
参加者の方は、その企画に大満足してくれたようで、2回目を開催する頃にはチラシを撒かなくても来てくれていましたからね(笑)
まさに大成功ですよ!
このスキーツアーは僕に、「参加者はどうやったら喜んでくれるのか?」とか「業者さんは何をしたら協力してくれるのか?」ということを教えてくれましたね。
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