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トリマーの学校へ

 
   

そして、「とりあえずワンちゃんに関われる会社に入ろう!」と思い、犬関係の会社に就職しようと思いました。「面接をして欲しい」とワンちゃんのアパレル会社やペットショップを訪ねたんですが、当時の私は何の資格も持っていなくて、ただ「犬が好きなんです!」というだけの人だったので門前払いでした(笑)
それで「知識の無いままじゃ駄目だ」と思って、ちゃんと実力をつける為にトリマーの学校行く事にしました。
トリマーの資格を取ったらどこかの会社が雇ってくれるだろうという淡い期待を持っていたんですねぇ。
結構単純ですけどね(笑)
決断をした時は、トリマーの学校の入学に間に合わなかったので、10月から入学できる学校に行く事にし、それまでは学校の資金を集める為にアルバイトの日々でした。
そして10月になり、名古屋のトリマーの学校に入学し、2年間学校に通うことになります。

 
   

鬱状態 自分自身の答え

 
   

学費も稼がないといけなかったので、夜の仕事をしたり、トリマーのバイトをしたりと、学校とアルバイトの日々を送っていました。
トリマーのアルバイトは最初“ワンちゃんの為に”という想いで仕事をしていましたが、働いて仕事に慣れていくうちに、作業をただ“こなす”だけになってしまっていた事に気付きました。
そして、自分自身いったい何をしたいのかわからなくなってしまいました。
「ワンちゃんの為に何かしたいって言っているのに、何も出来ていない」と自問自答を無意識にしてしまっていたんです。
一時、鬱状態でもあったと思います。
それを母親に相談したら、「嫌になったらすぐに辞めて帰ってきたら良いよ。」と言ってくれました。
それを聞いた瞬間、今迄自分にのしかかっていた負担が全て取り払われたような気がして、自分の中で「私は何をしたいんだろう?」と純粋に問いかけることができたんです。
そして、出てきた答えは、「本当にワンちゃんの事だけを考えたお店をしたい」という想いでした。

 
   

お店をオープン

 
   

アルバイトしながら、学校に行き、1年間かけていろんな雑誌を見たり、いろんな人と会って話を聞きながら、お店の構想を練っていきました。
そして、「後半年で卒業!」って時に滋賀の彦根にお店をオープンしてしまったんです(笑)
でも今迄みたいにノリや勢いでも行動じゃなくて、アルバイトでお店の資金も貯めていたし、パンフレットとかチラシもちゃんと準備してからのオープンです。
というか、準備を万端にしてしまって「早くお店をオープンしたい!」って思ってしまったんですよ(笑)
そして、滋賀の彦根でお店をしながら、名古屋の学校に週一で通う生活がスタートします。
っと、順風満帆にスタートしたと思われるかもしれませんが、オープンしてからす数ヶ月は毎日吐き気がしましたね…(笑)
滋賀の彦根にお店を出そうと思ったのも、結婚しようとおもっていた人が彦根だったからということで彦根に決めていたんですが、オープン前に別れてしまったんです。
だから、身寄りも知り合いも全くいない、滋賀の彦根という土地でのスタートだったので心細くなって「本当にやっていけるのかな…?」と思ってしまっていました。

 
       
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