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総合的なケアをするドッグサロン

 
   

お店を始める時には想いはぶれずに持っていたいと思ったので、「カットするだけじゃなくて犬の総合的なケアをする」という事を理念にしたお店にしました。
例えばお客様から「こういうカットにして欲しい」という要望があっても、そのワンちゃんの事だけを考えて、カットをします。
ワンちゃんのことを考えて本当に適切な長さにカットしますし、お客様の要望より、ワンちゃんの事を第一に考えますね。
最初はお客様にこの想いが伝わらなかったり、不安だったりしましたが、このスタンスを変える事なく、お店を経営してくると知らず知らずのうちにお客様がファンになってくれていたんです。
本当にいろいろとショックなことがありました(笑)
一番ショックだったのは、従業員に自分の気持ちが伝わってなかったことですかね。
カットに対する情熱がなかったり、ワンちゃんに想いがないようなスタッフがいたんです。
その子は結局辞めてしまったんですが、その子についてたお客様を引き継いだ時、カルテを見てワンちゃんの為になっていないことばかりで本当にショックでしたね。

 
   

アメリカへ

 
   

「もっと自分自身学ばないといけない!」と思って、勉強する為にアメリカにカットの勉強をしに行きました。
そしてまた生まれ変わりましたね(笑)
ワンちゃんに対する考え方も、「健康の為に何をしたらいいのか?」ということもしっかりとした知識がつきました。
そうなってくると、自分に自信も出てきます。
そのうち、お店のスタッフにもその想いが伝わって、お店が上手くまわるようになりました。
アメリカに行った時にもう一つの想いが芽生えました。
アメリカでは、トリマーの地位は高く、トリマー=犬の専門家というのが一般の考え方だったんです。
だから、アメリカではワンちゃんの健康の為に、トリマーから知識を買って自分でも活かすということをしていました。
でも日本ってトリマーにただ作業をしてもらうだけで終わりじゃないですか?
それをアメリカで知ったときに、「お店を増やしてワンちゃんをもっと大切にしてくれる人を増やしたいなぁ」と思いました。
そして、お店は「犬を大切にしていってくれる人を増やす入り口」という考え方になりました。
自分だけじゃなくて、みんながワンちゃんに対する正しい知識を持つ事が、本当にワンちゃんの為になるんじゃないか?と思いました!

 
   

「ワンちゃんを大切にしたい!」という想いを広めたい

 
   

みんなの憧れになれるようになりたいですね。
そうやって憧れられるようになると、一気に「ワンちゃんを大切にしたい!」という想いが広がっていくと思うから。
過去の自分の様に、ワンちゃんの為に何かしたいけど何をしたらいいのかわからないような人を導いてあげれるような人になりたいですね。
そうやっていけば、「犬は人生に彩りを与えてくれるパートナー」ということをみんな想ってくれて、みんなワンちゃんを大切にしてくれるんじゃないかと想います!

 
   

若者へのメッセージ

 
   

私は、若い頃、人生を選ぶのが不安でした。
選んだらその選んだ方に決まってしまうと思っていたんです。
でも大切なのは、“自分の気持ちがどこを向いているのか”だと思います。
それをしっかり自分自身で理解して、その為に今何をするべきなのか?ということをしっかり考えれば、一歩前に進んでいくと思います。
不安がらないでどんどん行動していって欲しいですね!

 
       
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