書家 山村龍和
僕は書家として活動をしています。
関西の百貨店さんやショッピングモールなどで即興揮毫パフォーマンスやイベント、僕の書いた書などを売る作品の展示販売なども行っております。
あとは、ロゴマークの制作であったり、居酒屋の壁へのメニュー、お酒のラベルなどなど、筆文字を書いたりすることを仕事にしています。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが(笑)
●「行動」がすべてに通じるテーマ
僕自身、なにをするにしても、一貫して自身のテーマがあります。
それは「行動」ということですね。
書家としてやっていくと決めたとき、みんなからは「そんなん無理やって」とか「無駄な時間使うだけやで」と言われました。でも、「やっていける!」というなぜかわかりませんけど、「根拠のない自信」みたいなものがあった(笑)
まず、想いがないといけませんよね。そしてその想いを明確にイメージするんです。そして、それを実現するために何が大切かを考え、実行に移す。もちろん失敗したと感じることもありますよ。それでも、諦めずに行動していく。その中で人との出逢いもありますね。
そうすると、心ある人は見ているから、「こんな仕事あるけどどや?」とか「こんなご縁があるから今度紹介したるわ」とかっていうお話を頂けることもある。
そうやって繰り返していくことが大事なんですよね。だからこそ、僕は「行動」ということが一番大切で、僕の中でテーマとして常に持っていたいんです。あきらめず、できることを、できるところまで行動しよう、っていうことですね。
●志
自分自身が何を表現したいか?それは「平和のメッセージを発信したい」ということでしょうか。僕の龍和という名前。これは、書の師匠である龍峯先生がつけてくれた雅号(ペンネームのようなもの)なんです。意味はというと、師匠の 「龍」の一文字をいただいて、「龍が大空を悠々と翔る様」と、僕の「和むような、ゆったりとした雰囲気」の「和」を合わせ、「龍が悠々と和む」様子。
そして、本名が勝平(かつひら)というんですが、勝平の「平」と龍和の「和」で「平和となるように」という。こんな意味です。これを聞いたときに、ストーンと自分の中に落とし込まれた感覚があって。「これが進みたい道の一つ!」と思い、書を通して人を感動させ、和を産み出す、やがては、平和のメッセージを発信する。これは、一生かけて挑むテーマ、つまりライフワークであり、山村龍和の「志」ですね。
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